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macOS Sierra対応について 注:本ページは随時更新します。トップページの最終更新日や更新履歴には反映されませんのでご注意ください。(更新日:2017.03.31)macOS Sierraで動作しないことが確認されたソフトウェアの対応は完了しました。
この件につきまして、ご意見ご質問がありましたら、メールまたはアンケートにてお知らせください。
対応完了ソフトウェア 注)ウィジェットは、10.11以前でインストールできない問題にも対応しています。
アイコン ソフトウェア名 可否 状況 欄造multiX ○ 1.0a6で対応
(経緯についてはこちら。)csv2tbl ○ 1.0a3(V2)(Sierra2)で対応
(インストーラを改版した。経緯についてはこちら。)vcf2csv2 ○ 1.0a3(Sierra2)で対応
(インストーラを改版した。経緯についてはこちら。)京香 ○ 1.1.3で対応
(表示の不具合はOSに関係なく発生するため、リプレースして下さい。)sendFMP ○ 1.0.2(V2)で対応
10.8以降ではシステム設定を一部変更する必要があります。詳細はこちらsynthDP ○ 1.0.2(V2)で対応
10.8以降ではシステム設定を一部変更する必要があります。詳細はこちらmirrorPlayerSL ○ 1.0b2(V2)で対応 folderBGtext ○ 1.0.2(V2)で対応
動作確認済ソフトウェア 注)検証の状況から、Xojo(Real Studio)製ソフトウェアは問題なさそうです。
アイコン ソフトウェア名 可否 状況 Frimiaire II ○ 2.6.1で確認 Frimiaire II Exchanger ○ 2.0b7で確認 自在録 ○ 4.0b1 Cocoa版で確認 欄造 ○ 3.4.2で確認 efPrint mini ○ 3.0b1 Cocoa版で確認 efTnail ○ 3.0b1 Cocoa版で確認 calePrint nano ○ 2.0.1 Cocoa版で確認
<参考・欄造multiXの経緯まとめ>
当初は、再ビルドする程度で済む話かと思っていたのですが、最新のXcode 8で実行してみると、正常動作したり異常終了したり、おまけに異常終了する箇所が一定しないというように、動作が不安定でした。
原因は、変数の寿命に関する設定を明示していなかったため、のようです。(Xcode 3ではそれで問題なかった筈なのだが…)
また、warningが150程度(うち、deprecated(将来のサポートが保証されないため非推奨)が10程度)あって、これも解決する必要があり、(影響がないと判断された5個を除いて)対応しました。
更に、現状ARC(Automatic Reference Counting。メモリ管理を自動で行ってくれる)には非対応なのですが、これをARC対応しようとすると、20程度のエラーを手作業で修正する必要があります。
この件は結局、将来の検討事項として、今回はARC非対応のまま、としました。
なお、再ビルドしたバージョン(1.0a6)は、Xcodeの要件から、10.6以上での動作となります。10.5では引き続き、1.0a5をご利用ください。(1.0a5は、10.11迄使えます。)
<参考・インストーラが起動しなかった原因と対策(改訂版)>
注)初版は理解が不十分だったため、改訂しました。
Sierraでインストーラが異常終了した直接原因は、インストーラが起動時にInstaller Itemフォルダを見つけられない、というものでした。
これが起きる理由は、インストーラが本来の場所(/volumes/<ボリューム名>/)ではなく、テンポラリ領域(/private/var/folders/...)にコピー(?)されて起動されるため、同じ階層にあるはずのInstaller Itemフォルダ(こちらはコピーされない?)が見つからない、ということのようです。
(これがSierraで導入されたものなのか、それ以前でも導入されていたが、何らかの理由でフォルダにアクセスできていたのか、詳細は確認できていません。また、XojoはIDEからの実行時にテンポラリ領域を使う(場合もある?)ようなのですが、そのこととの関連も不明です。)
このような状態になるのは、どうも、インターネットからダウンロードした直後(即ち、Gatekeeperが動作する状況)に実行する場合(?)のようで、インストーラで毎回発生するのは、
1. dmgがマウントするボリュームは書き込み不可なので、毎回テンポラリ領域から起動する(?)
2. インストーラが途中で異常終了するために、毎回テンポラリ領域から起動する(?)
あたりではなかろうか、と推測されます。
この現象を回避する方法(の一つ)としては、「Installer Itemフォルダをインストーラ内部に抱き込む」ことが考えられます。
そこで、実験してみたところ、うまくいきましたので、インストーラを利用するソフトウェアを再登録することとしました。
(ただし、この新インストーラはMac OS X 10.7 Lion以降対応としているため、現状、Sierra専用と位置付けています。)
なお、新インストーラを含むディスクイメージは、Mac OS X 10.5 Leopard上で作成し、Sierraで動作確認しましたので、以前の、ディスクイメージの互換性に問題があるかのような記述は誤りでした。お詫びして訂正します。
参考:初版の記事で、10.7(10.6?)以降で作成したディスクイメージが、10.8/10.9ではボリュームが2個マウントされる、と書きましたが、この現象は、ボリューム(ウィンドウ)に背景画像を設定すると起きることが判明しました。以下の参考サイトにも同様の報告があって対策も載っているのですが、こちらでは解決しませんでした。
参考サイト:DMG mounting twice and launching when finder opens | Official Apple Support Communities
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