ホームページ>開発ツール>サンプル3
サンプル3
dmgCuin 1.0a2(Mac OS X 10.6以降では問題あり)
アプリケーションソフトのインストールのためのウィンドウを表示するdmgファイルを作成するツールです。
【Mac OS X 10.6以降での問題について】
本サンプルをMac OS X 10.6以降で稼働すると、作成されたdmgファイルについて、以下の問題が確認されています。
- 10.5上でオープンすると、ウィンドウに関する設定(背景やアイコンサイズ等)が全て無効になる。
>原因としては、.DS_Store(またはEA)の互換性が失われている可能性が考えられるが、詳細は不明。
>dmgだけでなく、Finder上でウィンドウの表示オプションを変更したフォルダについても、同様の現象が発生することを確認。
- 10.6以降でオープンすると、ウィンドウ内のフォルダの位置がずれる。
>アップルスクリプトWinTuneで位置調整後、.DS_Storeを削除(その後OSにより再作成される)すれば解消されることを確認。
- 10.5に比べ、ファイルサイズが280KB程度大きくなる。
>アプリケーションフォルダのエイリアスが、10.5では0KB、10.6では約300KBとなっているため?
作成されたdmgファイルを10.5上でも扱うことが想定される場合は、10.5上での利用を強く推奨します。(10.6以降では、必要な修正を加えた上でご利用ください。その際、原因/対策についてご一報頂ければ幸いです。)
注)画面は1.0a1のものです。
dmgマウント後に表示されるウィンドウ
注)画面は1.0a2のものです。
本サンプルはフリーウェアです。ご自由に改造していただいて構いません。
本サンプルはREALbasic 2008r2 (E)で作成しました。
【サンプルの説明】
- ソフトのフォルダとアプリケーションフォルダのエイリアスを配置し、ドラッグによるインストールを可能にします。
- ウィンドウに背景を配置できます。背景にはソフト名とバージョンを付加できます。
- はじめに対象ソフトのフォルダを指定すれば、後は自動で処理します。
【処理手順】
- dmgファイルを作成したいソフトのフォルダを選択
- デスクトップにtempフォルダを作成して、ソフトと背景画像をコピーし、アプリケーションのエイリアスを作成
- tempフォルダから、デスクトップに、編集可能な(非圧縮の)temp.dmgを作成
- dmgのウィンドウを開き、アイコンの位置/サイズを調整し、背景画像を設定
- temp.dmgからリードオンリー&圧縮形式のdmgを作成
- tempフォルダとtemp.dmgをゴミ箱に捨てる
【サンプル(ソース)についての注意事項】
- エラー処理は最低限しか行っていません。必要に応じて追加して下さい。
- ソフト名、バージョン、ファイル名はテキストファイルから読み込みできますが、書き換えはできません。必要に応じて処理を追加して下さい。
- 背景画像はツール中で生成しています。必要に応じて外部ファイルから取り込めるようにする等して下さい。
- 一時フォルダ/ファイルはデスクトップに作成していますが、必要に応じて場所を変更して下さい。
- 本ツールにはアップルスクリプトによるFinder処理が複数含まれており、それらが終了するまでの待ち時間を確保するためのステップを含ませてあります。環境によっては遅延時間を調整したり、別の方法に変更する等が必要になるかもしれません。
- アイコンの位置/サイズ調整、背景画像の設定は、当該ウィンドウが最前面にあることを前提に行っているため、処理中にFinderを操作すると誤動作する可能性があります。バックグラウンドで処理するようにした方が安全かもしれません。
- 上記各点について、作者はサポートいたしません。
【インストール方法】
ダウンロード後に解凍してできたフォルダを、ディスク内の任意の場所に置いてください。
【アンインストール方法】
インストールしたフォルダを、ゴミ箱に捨ててください。
【更新履歴】
v1.0a2
・(作成したdmgの)ウィンドウのステータスバーを非表示にした。(AppleScriptのWinTune内で設定)
・コピーライト表示をデフォルトでは表示しないようにした。(ソース中でコメント化してあります。)
v1.0a1
・新規作成
【解凍についてのご注意】
ファイルは、zip形式で圧縮されています。(StuffIt形式ではありません。)
dmgCuin 1.0a2(約2,940KByte)をダウンロード
[Home]
[MacSoft]
[Donation]
[History]