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ソフトウェアの説明
【機能/特徴】
- 文書作成機能
・スクラップ帳感覚で、自由度の高い文書を作成できます。白紙にペンで文字や図形を書き込んだり、切り抜きや付箋紙を張り込んでいく感覚で、より表現力の高い文書が作成可能です。
・書類サイズを印刷用紙に合わせることが可能です。
・書類サイズとして不定サイズを選択できます。不定サイズはあらかじめ書類のサイズを設定することなく、自由に拡張できます。
- アイテム作成機能
・アイテムを作成して配置できます。その際、背景色や枠の有無を指定できます。
・アイテムには「テキスト・画像・リンク」があります。
・テキストは新規に作成することもできますし、テキストクリッピングを取り込むこともできます。
・テキストには1文字単位でスタイルを設定することができます。
・テキストは背景を透明にすることができます。
・画像はピクチャークリッピングを取り込むことで、書類内に保持します。
・リンクは、テキスト書類、画像書類、および自在録書類を扱うことができます。
・テキストリンク、画像リンクは、書類内でその内容を確認することができます。(参照するのみで、編集はできません。)
・リンク先の書類を開くこともできます。(オリジナル書類のダブルクリックと同等の動作)
・画像リンクで開くことができるのは、JPEG,GIF,TIFF,PNG,Photoshop形式の書類です。
・自在録は1書類1ページですが、自在録書類リンクを活用することで、複数ページからなる文書にも対応可能です。
・アイテムの作成後、マウス操作により、移動とリサイズが可能です。また、数値指定により、精密に行うことも可能です。
・アイテムの背景色や枠の有無を再設定することが可能です。
・アイテムはロックできます。ロックしたアイテムは選択不可となり、編集対象から除外することができます。
- 図形作成機能
・図形を作成して配置できます。
・「線分/矢印(片側/両側)/矩形/円」の5種類が可能です。
・図形ごとに「線の色・太さ」を変更できます。
・矩形/円は、内部を塗りつぶすことができます。
- グループ機能
・オブジェクト(アイテムと図形)をグループ化できます。関連するオブジェクトを同一グループにまとめておけば、移動やコピーがより簡単に行えます。
・グループ単位での表示/非表示が可能です。ワンタッチで切り替えられますので、アイデア整理等で、着目していない情報を一時的に隠すような使い方もできます。
・グループを指定して選択することができます。一括移動やコピーが簡便に行えます。
・グループウィンドウにより、表示の切り換えやグループの作成/削除が手軽に行えます。
- グリッド機能
・書類にグリッド(格子)を設定、表示できます。
・オブジェクトをグリッドに吸着させることができます。
・「図形を偶数、アイテムを奇数グリッド」(または逆)のような、きめ細かい吸着設定が行えます。
・グリッドの表示を設定値の整数倍に指定できます。(細かいグリッドを設定しても、表示をスッキリさせることができます。)
・ショートカットキーで、グリッドの表示、非表示をワンタッチで切り替えられます。
- 拡張クリップボード機能
・作成済のアイテムを拡張クリップボード内に永続的に保持し、使い回すことができます。
・任意のファイルに保存/読み込みができます。
- テキストファイル入出力機能
・テキストファイルから、空行区切りテキストを読み込んで、テキストアイテムを生成します。
・自在録書類を、空行区切りテキストとして、テキストファイルに書き出します。(ただし、テキストアイテムのみ)
- 画像書き出し機能
・書類を画像ファイルとして書き出します。
・書き出す範囲の指定が可能です。
・画像フォーマットは、HEIF, JPEG, JPEG-2000, OpenEXR, PDF, PNG, TIFFです。
- 検索機能
・指定した文字列をテキストアイテム内から検索します。
・書類フォルダが設定されている場合は、指定した文字列をマルチファイル検索します。
- カスタマイズ機能
・背景色や用紙サイズ等をカスタマイズできます。
- バインダ機能
・Finder上のフォルダのうち、自在録書類を収めたものを特にバインダと呼びます。
・書類とは異なる独自のウィンドウを持ち、書類を(可能なら)サムネイル表示します。
・新規書類の生成、ファイル名の連番化、書類を開く/削除/(ファイル名とコメント欄の)変更、が可能です。
・ファイルの順番をドラッグ移動で入れ替えることができます。(ただし、移動結果を保存するためには、連番化するなどしてファイル名を変更する必要があります。)
・サムネイルをダブルクリックすると、当該書類を開くことができます。
【自在録との違い】
- ウィンドウは1個です。書類はタブとして表示されます。
- テキストの縦書きは、表示だけでなく編集時も可能になっています。
- テキストのスタイル設定方法は、OS標準に準拠したものに変更されています。
- PDF書き出しは、自在録では独自実装による簡易版でしたが、IIではPDF Kit(OS提供のツール)を使用した標準的なものになっています。
- ツールバーのカスタマイズが可能。
- Cocoaアプリケーション化。
【印刷について】
- 印刷は実寸サイズで行われます。印刷可能領域に収まるように縮小したり、複数ページに分割したりする機能はありません。
(印刷可能領域に収まるように縮小したい場合は、PDF書き出し後、プレビューのプリント機能を利用する等すれば可能です。)
- 印刷される範囲は、書類サイズの設定により、異なります。
用紙設定を優先する:全領域が印刷対象となります。
ユーザ定義:マージン(余白)を含みますので、配置を考慮する必要があります。
不定サイズ:原点位置からマージンを差し引いた領域が印刷対象となります。
- ヘッダ/フッタを置く場合は、オブジェクトと被らないよう、配置を考慮する必要があります。
- 書類上に、印刷可能領域とヘッダ/フッタ(指定がある場合)を表示して、印刷範囲を確認できます。(「書類 ⇒ 印刷可能領域を表示」メニュー)
【v1形式書類の読み込みについて】
- v1形式の書類は、OS9及び初期のOSXの時代に、当時の開発ツールやOSが提供していた機能を用いて作成されたものです。
- それら機能はその後、一部が廃止されたこともあって、これまではv1形式は扱えないとしていました。
- そこで、使えなくなっていた機能を独自実装する等して、可能な限り読み込みを試みることとしました。
- 制限事項
・スタイル付テキストのうち、袋文字/シャドウ/字間を詰める/字間を開ける、は互換性が失われているため、適用されません。
・テキストエンコーディングが、v1ではShift_JISなのでUTF-8に変換していますが、場合によっては文字化けが発生する可能性があります。
・スタイル付テキストに埋め込まれたフォント情報は、64bit環境では扱えないため、標準的なフォントについてあらかじめリストを作成しておき、そこから選択する方式にしています。そのため、フォントによっては復元できない場合があります。(この場合は、環境設定のデフォルトフォントが適用されます。)
【インストール方法】
- ディスクイメージ形式(dmg)ファイルをダブルクリックしてマウントして下さい。
- ウィンドウが開きますので、指示に従ってアプリケーションフォルダにドラッグしてください。
【アンインストール方法】
- インストールしたアプリケーションを、ゴミ箱に捨ててください。
- 「自在録初期設定」フォルダ(「Users/ユーザ名/Library/Preferences/」に作成)をゴミ箱に捨ててください。
- もし、自在録書類フォルダを作成した場合は、そのフォルダをゴミ箱に捨ててください。
以上で終了です。
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