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ソフトウェアの説明
【機能/特徴】
- 現代の時制による現在時刻を、江戸時代以前の不定時法の考え方に基づく文字盤と共に表示します。
- 対象とする地点(地点名/緯度/経度/高度/時差)を指定できます。
- 指定された地点の日の出/日没時刻を計算して、文字盤の配置を決定します。
- 文字盤は、辰刻(干支・定時法)と時鐘(鐘の打数・不定時法)で表示します。また、現在時刻は赤丸で表示します。
- 地点名/緯度/経度/高度/時差を保存するため、SQLデータベースを使用します。(iPhone/iPod touchでは、設定>Safari>Database(セキュリティ・セクション)にGreif_Wadokeiが作成されます。)
【制限事項】
- 本ソフトはWebアプリケーションです。起動するためにはインターネットに接続している必要があります。また、JavaScriptをオンにしておく必要があります。
- 高速化のため、日の出/日没時刻の計算間隔を5分に設定しています。(計算間隔を毎分にすると、表示するのに10秒程かかってしまいます。)
【免責事項】
- 日の出/日没時刻は、天文学的計算に基づくものであり、計算間隔に起因する誤差を含みます。また、実際の観測値と一致することを保証するものではありません。あくまで目安とお考えください。
- 文字盤上の刻(とき)の配置は計算に基づくものであり、江戸時代以前の実際のそれと同一であることを保証するものではありません。
- 本ソフトの表示情報は再利用しないで下さい。万一再利用された場合には、その結果引き起こされるいかなる事態についても、作者は一切の責任を負いません。
【謝辞】
- 日の出/日没時刻の計算には、日の出と日の入りの計算ページで公開されているJavaScriptを使わせて頂きました。ペーの作者様並びに元となった計算式の作者様に、感謝します。
(ただし、高速化のため、計算間隔を毎分から5分単位に変更し、日没時刻計算後に直ちにループを抜けるように改変しています。)
更新履歴
【最新版】
v1.0b2
・辰刻(干支)が時鐘(鐘の打数)と同じ配置になっていた不具合を修正した。
【過去のバージョン】
v1.0b1
・ベータ版 新規作成
Q & A
注:以下の説明は最新版を対象としています。各項目は原則として数字が大きいもの程新しく追加した項目になっています。
- 午の刻が12時とずれるのはなぜですか?(2008/10/31)
午の刻が12時とずれるのはなぜですか?
日本標準時には、東経135度での時刻が採用されています。そのため、東経135度の線上に乗っていない地点では、(指定した地点での南中時刻に対応する)午の刻と、(東経135度での南中時刻である)12時とにずれが生じます。
また、東経135度上であっても、以下の理由により、常に一致する訳ではありません。(詳細は、例えば国立天文台のFAQを参照して下さい。)
・地球の公転軌道が楕円である
・地球の回転軸が公転軌道に対して傾いている