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その4・sargeからetchへ編
目次
目的と経緯
先日、久しぶりにDebian公式サイトを覗いてみたら、いつのまにか4.0(別名 etch)が正式バージョンになっていました。
玄箱自体は安定して動作しているため、現状では特にアップグレードする必要性は感じないのですが、stableがetchに替わってしまった以上、個別のモジュールをインストールしたりアップデートしたりする場合にも、etchベースにしておいた方がよかろうという判断から、更新することにしました。
etchにアップグレード
ウチでは/etc/apt/sources.listの各行は、参照先がstableになっているので、何も変更せずに、
# aptitude dist-update
しようとしたら、エラーメッセージが出てできませんでした。
(念のため、apt-get dist-update
も試してみましたが、こちらもエラーで実行できませんでした。)
そこで、以下のサイトを参考に、
参考サイト(1):オモイノホカ日々徒然(2007.04.19の項)
# aptitude update
# aptitude install apt
# aptitude dist-upgrade
としたところ、とりあえずアップグレードは開始されました。ただし、
警告: 以下のパッケージは信頼できないバージョンがインストールされます!
信頼できないパッケージはシステムのセキュリティを危うくする可能性があります。
自分がこのインストールを望んでいると確信できる場合のみ、インストールを先に進めてください。
ttf-bitstream-vera … (以下省略。殆ど全てが対象?)
この警告を無視して意地でも先に進みますか?
続行する場合は "Yes" を、中断する場合は "No" を、入力してください:
という、何やら危険な香りのするメッセージが表示されてしまいます。
ここでnoを選択すると、何も実行されずに終了してしまいます。
どうも、危険を回避しつつアップグレードするという選択肢は用意されていないようなので、ここは思いきってアップグレードすることにしました。(本当にいいのか?)
途中何箇所か選択画面が表示されますが、全てデフォルトのままとしました。
結果、アップグレードは無事に完了したようです。(接続時のメッセージが「Debian GNU/Linux 4.0」になっていました。)
なお、アップグレード後、現状利用しているサービスは一通り実行してみましたが、今のところ、特に不具合は見つかっていません。
sambaのveto filesを設定する
sambaが3.0.14aから3.0.24に上がったので、以前から懸案だったveto filesの設定をしてみました。
/etc/samba/smb.confの[global]のところに、
delete veto files = Yes
veto files = /.AppleDB/.AppleDouble/.AppleDesktop/Network Trash Folder/TheFindByContentFolder/TheVolumeSettingsFolder/Temporary Items/.TemporaryItems/.DS_Store/.VolumeIcon.icns/Icon?/.FBCIndex/.FBCLockFolder/Trash/
を追加しました。
設定後、windowsマシンから見てみましたが、指定したファイル/フォルダは不可視になっていました。
パッケージのバージョンを表示する
アップグレード時の警告のこともあって、パッケージのバージョンぐらいは表示できるようにしておいてもいいだろう、ということで、バージョン情報を表示するページを作成してみました。
方法は、dpkg -l の結果をPHPで整形するというものです。
また、バージョンアップしたパッケージの一覧を取得するページも作成してみました。
こちらは、apt-show-versions -u の結果をPHPで整形するというものです。
なお、上記各ページのサンプル PHP ソースコードはこちらから。
公開鍵について
別のパッケージをインストールしようとして、aptitude update
したら、公開鍵の警告が出るようになってしまいました。
W: GPG error: ftp://ftp.dti.ad.jp stable/non-US Release: 公開鍵を利用できないため、以下の署名は検証できませんでした: NO_PUBKEY F1D53D8C4F368D5D
W: これらの問題を解決するためには apt-get update を実行する必要があるかもしれません
一応、以下のサイトにある解決法は試してみましたが、改善されませんでした。
参考サイト(2):AptGet - Debian GNU/Linux スレッドテンプレ
同サイトによると、普通に使っていればいずれ解消される?ようなので、少し様子見しようと思います。
もしかすると、アップグレード時の警告も、この公開鍵の期限切れが関係していたのかもしれません。(あくまで推測ですが)
その後、以下のサイトにある解決法を試したところ、警告が出なくなりました。
参考サイト(3):気長に日記: aptでつかう公開鍵の更新(玄箱:etch)
なお、公開鍵の名前は個々のケースに応じて書き換える必要があります。上記ケースでは以下のようになります。(2行目では下8桁のみ記述します。)
# gpg --keyserver pgp.mit.edu --recv-keys F1D53D8C4F368D5D
# gpg --armor --export 4F368D5D | apt-key add -
トラブルシューティング
<veto filesを指定したのに見えてしまう>
sambaでのveto files指定ですが、当初はsmb.confファイルの最後の方(位置的には[homes]セクション)に書いたのですが、これだと指定したファイル/フォルダが見えてしまっていました。
これを[global]セクションに移動させたところ、見えなくなりました。
他にもあれこれ実験したので、本当にこれが原因なのかは今一つ判然としませんが、指定したのに機能しない場合は記述位置を変えてみるといいかもしれません。
あと、veto files = /.??*/
(ドットから始まるファイル/フォルダを不可視にする)として様子を見るのもいいかもしれません。
お世話になったサイト
貴重な情報をご提供頂いている皆様に、お礼申し上げます。(以下、順不同)
参考サイト(1):オモイノホカ日々徒然(2007.04.19の項)
参考サイト(2):AptGet - Debian GNU/Linux スレッドテンプレ
参考サイト(3):気長に日記: aptでつかう公開鍵の更新(玄箱:etch)
更新履歴
2007.09.03 公開鍵についてを加筆し、参考サイト(3)を追加
2007.05.26 パッケージのバージョンを表示するを加筆/変更
2007.05.10 公開鍵についてを追加
2007.05.09 新規作成
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