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ソフトウェアの説明
【開発の背景】
フォルダ内にちょっとしたメモを書き込みたい時、従来はダミーのテキストファイル等を置いて、ファイル名をメモ代わりに使ったりしていたのですが、もう少し使い易くできないかと考えて、作ってみました。
【機能/特徴】
- 背景設定機能
・Finder上で、最前面に開かれたフォルダを対象フォルダとします。
・指定したテキストを画像化し、その画像をフォルダ(ウィンドウ)の背景として設定することで、表示します。
・画像ファイルはbackground.jpgという名前で、backgroundという名前のフォルダに作成し、これを不可視(先頭にドットを付加)にして、当該フォルダに置きます。
・設定した背景を削除(クリア)することもできます。
- テキスト機能
・テキストは複数行、記述できます。(改行区切り)
・表示幅を超える場合は折り返します。(表示高さを超えるものは切り捨てられます。)
・フォント名/サイズ/色を設定可能です。(それぞれプリセット値の中から選択します。)
・揃えは左揃えのみです。
- オプション機能
・以下のオプションを設定できます。
・書き出し位置のx座標、y座標、描画領域の幅/高さ、フォントの名前/サイズ/色
- パラメータ保持機能
・以下のパラメータは内部保持するため、一度設定してしまえば継続して利用できます。
・書き出し位置のx座標、y座標、描画領域の幅/高さ、フォントの名前/サイズ/色
・本ソフトを終了した場合は全てのパラメータが初期化されます。
【注意事項】
- 既に背景画像を設定済のフォルダに適用すると、置き換えられてしまいます。
- 当該フォルダ内にはbackgroundという名前のフォルダは置けません。(本ソフトの生成フォルダ名と競合するため。)
- 背景画像は、左上詰めで単独の配置となります。拡大縮小やタイリングはできません。(Finderの仕様)
- フォント名はシステムから取得していますが、日本語フォントであるかどうかのチェックは行っていません。本文が日本語で、日本語フォント以外のフォントを指定した場合の動作は、システムに依存します。
- 画像の形式はJPEGのみです。任意の形式で保存する機能はありません。
- クリアは、画像を削除後、背景を白色に設定します。背景画像設定前にカスタマイズしていた場合、その設定は継承されません。
- Mac OS X 10.6では、クリアを実行した場合、背景が「ホワイト」にならず、「カラー」内のホワイトになります。必要なら、手動で「ホワイト」に変更して下さい。
【背景設定済のフォルダを複製した場合について】
- 背景設定済のフォルダを複製すると、背景画像も複製はされますが、参照されるのは複製元の画像になります。(Finderの仕様)
- そのため、複製元の画像を削除すると複製先の背景画像も表示されなくなる、といったことが起こります。
- 本ソフトウェアに、複製後の画像参照を切り替える機能はありません。必要に応じて、手動でクリア/再設定するなどして下さい。
- 10.6上で作成したフォルダを10.5に複製すると、背景画像が失われます。(正確には、背景画像の設定情報が失われます。画像そのものは複製されていますが、上述の問題と同様、画像参照を切り替えるためには、手動で再設定する必要があります。)
更新履歴
【最新版】
v1.0.2
・Mac OS X 10.8 Mountain Lionで導入されたGatekeeper機能に対応した。
【過去のバージョン】
v1.0.1
・Mac OS X 10.6 Snow Leopardで、セット後直ちにメッセージが表示されない件に対応した。
(再描画をより確実にするため、一度リストモードに変更後、元に戻す操作をしています。)
v1.0.0
・フォント名をシステムから取得するようにした。
・正式版とした。
v1.0b2
・設定した背景を削除(クリア)する機能を追加した。
・アイコンを付加した。
・フォルダ名やファイル名がスペースを含む場合に処理できなかった不具合を修正した。
v1.0b1
・ベータ版 新規作成
Q & A / Tips
注:以下の説明は最新版を対象としています。各項目は原則として数字が大きいもの程新しく追加した項目になっています。
Q&A
- 背景を元に戻すにはどうすればいいのですか?(2009/05/28)(2009/07/07追補)
Tips
- 背景のカラーについて(上級者向け)(2009/05/29)
背景を元に戻すにはどうすればいいのですか?
当該フォルダのウィンドウを最前面にした状態で「クリア」ボタンを押して下さい。(クリア機能はv.1.0b2以降で実装されました。)
または、以下の手作業にて復元して下さい。
- 当該フォルダを開きます。
- ツールバーの(歯車のようなアイコンの)ボタンを押し、「表示オプションを表示」を選択します。
- 表示されるダイアログで、背景を「ピクチャ」から「ホワイト」に変更します。
なお、このままですと背景画像は残ったままになります。実用上は問題ありませんが、完全に元に戻すには以下の作業が必要になります。
- ターミナルを起動します。
- 当該フォルダに移動します。(cdコマンドを使用)
- ls -laとタイプし、当該フォルダ内に.backgroundがあることを確認します。
- rm -r .backgroundとタイプし、削除します。
背景のカラーとテキストの揃えについて(上級者向け)
背景のカラーとテキストの揃えはウィジェットのパネル上では設定出来ませんが、ソースコードを編集すれば変更することができます。
ただし、ソースコードの改変には相応の知識が必要になりますので、以下の説明で分からない場合は行わないで下さい。
- folderBGtext内のmain.jsを、エディタで開きます。
- 171行目の「var backColor = 'white';」が背景のカラーです。whiteを任意のカラーに変更します。(カラー名は、フォントのカラーで指定するものと同じ名前が使えます。)
- 172行目の「var textAlign = 'left';」がテキストの揃えです。leftをcenterまたはrightに変更します。
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