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ソフトウェアの説明
【機能】
exTigerは、iPodのエクストラ機能を活用するソフトウェアです。
音楽データは操作できませんので、ご注意ください。
【用途】
以下のようなケースに適しています。
・普段、アドレスブックやiCalを利用していないが、iPod上のアドレス帳やカレンダーは利用したい。
・結構な頻度でiPod上のデータを書き換えたい。
・画像ファイル等、iPod上では直接利用しないデータを持ち歩きたい。
・iPod nano以前の機種で、(メモの機能を使って)歌詞を表示させたい。
【特徴】
- データ作成/編集機能
・iPod内に、アドレス帳/カレンダー/メモを作成できます。
・既にiPod内にあるデータを直接編集できます。
- メモの分割機能
・iPodは4Kバイトを超えるテキストを表示できませんが、分割することにより、表示できるようになります。
・分割方式は「自動」と「タグ」が選択できます。
自動:指定バイト数を超えるとファイルを自動的に分割します。
(優先して分割する文字の指定もできます。)
タグ:ユーザが指定した文字列を挿入することで、明示的に分割します。
・継続および直前のファイルへのリンクを埋め込むこともできます。
・分割したメモを再び連結して開くことができます。
- メモへのタグ挿入機能
・タイトル、音楽データへのリンク、NowPlaying無効化、テキストエンコーディングの各タグを挿入できます。
・音楽データへのリンクを挿入すると、(リンク選択後)メモを閲覧しながら音楽を聞くことができます。
・メモを閲覧中に、再生中の画面が表示されないようにすることもできます。(NowPlaying無効化)
- ファイルブラウズ機能
・iPod内にあるファイルをブラウズできます。
・テキストだけでなく、画像も表示します。(QuickTimeが表示可能な画像に対応)
(注:画像はiPodをストレージとみなして保存するという位置付けです。iPodで見られる訳ではありません。)
- ファイル操作機能
・iPod内のファイルの削除/複製/名前変更が可能です。
・メモフォルダ内にサブフォルダを作成できます。
- 歌詞の自動取得機能
・iPod内の音楽データが歌詞を含んでいる場合、曲へのリンク付メモ書類として抜き出すことができます。
・処理は「一括」と「個別」が選択できます。
一括:全て(またはプレイリスト指定による一部)の音楽データから一括して自動抽出します。
個別:メモの挿入機能を使って個別に行います。
- フォルダの同期機能
・Mac上の指定されたフォルダを、iPodにコピー(同期)します。
・同期の種別には「テキスト」と「データ」の2種類があります。
テキスト:テキストファイルのみ対象。文字数の制限値を超えるものは分割処理が行われます。
データ:全てのファイルが対象。分割処理は行われません。
- テキストエンコーディング
・様々なエンコーディングに対応します。
・UTF-8では、日本語以外の言語にも対応します。(確認済言語:中国語(簡体字))
- メニューの疑似カスタマイズ機能
・メモの機能を使って、iPodのメモのメニューを擬似的にカスタマイズできます。
・メインメニューとして、起動直後に表示することもできます。
【制限事項】
- iPodのマウント機能はありません。iTunes等でマウントする必要があります。
- iPodを接続していない状態では、本ソフトウェアは利用できません。(起動直後に終了を促すダイアログが表示されます。)
- アドレス帳、カレンダーは、RFCで制定されたファイル仕様の全てには対応していません。(全ての仕様に対応する予定はありませんが、ご希望の項目があれば対応を検討いたします。)
- カレンダーウィンドウのカレンダー画面では、繰り返しでカスタムを指定した場合、イベントのある日付にマークが付加されません。
- メモの入力ファイルのエンコーディング形式を自動判別する機能は、以下のケースのみ対応しています。
・BOMまたはタグを含むUTF-8,UTF-16
- メモの分割ファイルの再結合は、exTigerで分割したものを想定しています。手作業で分割した場合はつなぎ目が意図した通りにならない場合があります。
- 分割ファイルの再結合時、削除する(前後ファイルへの)リンクタグの条件は以下の通りです。
・リンク先と自ファイル名の「_」より前が一致し、拡張子が「txt」であること
- iPod名が例えば「“ユーザ名”の iPod」の場合、ブラウズ画面では先頭の「“」が表示されません。
- 音楽データへのリンクのための情報は、iTunesDBから独自に取得しています。そのため、機種やバージョンによっては正しく取得できない可能性があります。また、音楽データが大量に保存されている場合、DBの読み込みに著しく時間がかかる場合があります。(必要なら、読み込みの上限値を設定して下さい。)
- タイムゾーンの情報は/etc/localtimeと/usr/share/zoneinfo/から独自に取得しています。そのため、タイムゾーンによっては正しく取得できない可能性があります。
- 全般に、取り消し(Undo)の機能には対応していません。
【インストール方法】
- 本ソフトのアーカイブファイルを解凍して下さい。
- 解凍してできたフォルダを、ディスク内の任意の場所に置いてください。(インストーラ方式ではありません。)
- デスクトップ上から起動したい場合は、エイリアスを作成してデスクトップに置いて下さい。(または、ドックに格納して下さい。)
【アンインストール方法】
- インストールしたフォルダを、ゴミ箱に捨ててください。
- 「exTiger初期設定」フォルダ(「ユーザ/<ユーザ名>/ライブラリ/Preferences/」に作成)をゴミ箱に捨ててください。
以上で終了です。
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